「東北げんKIDS!プロジェクト」の第一弾としてスタートするのが、サッカーを中心とした活動「Mit Ball Spass(ミット・バル・シュパース)」です。
プロジェクトの発端は、元浦和レッズの監督、ゲルト・エンゲルス氏。ドイツに拠点をおくNPO団体Auf Ballhöheによる、アフリカ諸国でのサッカー教育活動をモデルに展開します。活動にあたっては、Auf Ballhöheに加え、ドイツサッカー協会も全面的にサポートします。
ドイツから、トップクラスのサッカーコーチが来日します。
ドイツサッカー協会とAut Ballhöheの協力のもと、トップクラスのサッカーコーチ陣から成るドイツ派遣チームが被災地を訪問。放課後や週末を利用して、子どもたちを対象にサッカー教室を開催します。
サッカーだけでなく、地域コミュニティとの交流を図ります。
派遣チームは、ホームステイや民宿を利用して、地域住民とともに生活を共有。サッカー指導のほか、仮設住宅や養護施設の訪問や、レクリエーション活動にも積極的にも参加し、地域コミュニティとの密な文化交流を図ります。
一過性のイベントで終わらせるのではなく、長期継続的な活動をめざします。
1か月をひとつの単位=1タームとして、東北3県に点在する被災地を拠点に活動。各タームごとに後続チームが来日し、先着チームの活動を引き継ぎます。こうしたサイクルで、1年間にわたって活動を続けてゆきます。
最終ゴールは「完全復興宣言」です。
本プロジェクトの活動は、1年間で幕を閉じるものではありません。2年、3年、、、10年、20年と継続し、最終的には、地域復興が完成するまで継続します。
発起人であるエンゲルス氏も参加します。
スケジュールが許す限りにおいてではありますが、できるだけ来日して派遣チームと合流し、サッカー教室での指導を中心に参加します。
運営主体
特定非営利活動法人 Zukunft Lokal (ツークンフトロカール)
設立 | 2013年3月 |
所在地 | 福島県いわき市常磐白鳥町北蟹打33番地 |
理事長 | 大田原 邦彦 (公益財団法人日本体育協会公認アシスタントマネジャー) |
主な事業内容 |
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活動実績 |
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発案
ゲルト・エンゲルス氏

1957年4月26日生まれ。ドイツ・ブンデスリーガで選手としてプレイする傍ら、指導者として各地で経験を積む。
1993年、Jリーグ設立時の横浜フリューゲルスにてコーチをつとめ、1998年からは監督に就任。
2004年からは浦和レッズの監督をつとめ、年間優勝やAFCチャンピオンズリーグ優勝へチームを導いた。
現在はモザンビーク代表チーム監督。
協力・後援団体一覧
協力団体 |
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後援 |
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協力団体のご紹介
Auf Ballhöhe~空高く跳ぶボールに思いをのせて~
1996年、Mathias Eiles(マティアス・アイレス)氏によって創立された、ドイツ・ベルリンに拠点をおくNPO法人。南アフリカとドイツ間の文化交流を中心に、異文化間における若手アスリート間の相互理解・交流・国際的視野の養成を目的とし、 2004年より本格的に活動を開始。Eiles氏がドイツサッカー協会の職員であることから、同協会から多大な支援を受け活動している。
ドイツから若手選手や指導者をアフリカに派遣し、アフリカ現地でサッカーを中心としたイベントを企画運営。スポーツ活動を通して、子どもたちの自立性や社会的責任、知的競争力を高めるとともに、地域住民による社会活動への積極的参加を呼びかけ、コミュニティ全体の活性化にも貢献する。またスポーツ関連のイベントの他、障害をもった子どもたちを対象に文化的ワークショップを開催。生涯学習・技術の習得を支援する。
2008年より、アフリカ大陸最大のユース・サッカー・リーグを設立。現在も規模を拡大しながら、継続活動中。近年ではアフリカに限らず、アメリカ合衆国でも活動場所を広げている。